レストラン「霜華」Sohka / 1994.10 / 大阪市阿倍野区 / 平井 広行

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レストラン「霜華」 6

レストラン「霜華」Sohka / 1994.10 / 大阪市阿倍野区 / 平井 広行

大阪の南、文の里に建つ6階建のオフィス・ビル、その地下階から1階にかけて吹き抜けた2層分の高さのある空間に、街路に直接面した入口を持つ和食のレストランを計画した。このプロジェクトで重要なのは片側2車線の幹線道路に直接面したグラウンド・レベルの入口から地下階のホールまでの導入の空間をどう演出するのかということであり、それをまず第一の設計の主題とした。ここでは与条件としての躯体形状をさながら通常の建築設計の際の敷地であるかのようにとらえ、オフィス・ビルという一つの建築の中にもう一つ別の建築をつくり上げることを考えた。例えば、ル・コルビュジェがラ・ロッシュ−ジャンヌレ邸で展開しているような、<建築的プロムナード>の概念をこの2層分の空間の中に導入すること。結果として現在の形、いくつかの通過空間をぬけながらそして同時にレベルが下がりながら目的の空間にアプローチする、それも右廻り、コーナーを曲がるたびに新しいシーンが展開するという、シーンのシークエンスが螺旋状に連続する形となった。

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レストラン「霜華」
竣工
1994.10
所在地
大阪市阿倍野区
photo
平井 広行