畳にこだわらなくてもいい。いまのライフスタイルにあわせ、ちょうど良い和のエッセンスを取り入れること。シンプルでありながら、日本らしい雅を感じるデザイン。暮らしを研ぎ澄ませてくれる洗練されたモダンな空間。
そんな思いから食環境プロデューサー・木村ふみ氏とタッグを組み監修した展覧会である。
新築の一戸建でも、あるいは古いマンションのリノベーションでも、美しく心地よい空間の実現を提案し、都市に豊かに住むという視点から日本の住まいの新しいスタンダードの創造を目指した。
テーブルと椅子の生活スタイルであっても、日本の伝統である心地よさが体験でき、またリラックスできる空間、言い換えると現代の日本でなければ実現できない空間こそがこれからの「NEW JAPAN STANDARD」になるだろう。
そんなコンセプトを形にした。