国立国会図書館 関西館National Library Kansai Division / 1996.06 / 京都府精華町

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国立国会図書館 関西館National Library Kansai Division / 1996.06 / 京都府精華町

この国会図書館関西館では本という具体的なものに対応する保存図書館機能と、形のない情報に対応する情報センター機能に分けて考えることが求められた。従ってものとしての本と眼に見えないデータという2種類の情報、さらにそれらに関わる人間、という3つの交通の流れをいかに建築化するのか、ということが我々の主題となった。
我々の提案は閉じたマッスとしての書庫棟、外部に開いたヴォリュームである情報センター棟、及びそれら2つにはさまれた長さ162m、天井高約30mの空間を閲覧室とするというものである。閲覧室では影の中に浮かび上がる南側の書庫棟の本棚、北側の光の中に浮遊する情報センター、そしてその2つを結ぶ人や本、情報の流れが閲覧室の巨大な吹き抜けの中空を行き交い、可視化される。南側の書庫棟は完全に外部に対して閉じた空間であるのに対し、北側の情報センター棟は屋上庭園や立体化された緑の空間をそのガラス面+木質ルーバーという外皮の内側に持ち、自然に対してオープンな空間として設定してある。それに対して中間の閲覧室部分はそうした二項対立的な空間ではなく、壁面・屋根面とも半透明ガラスとし、光だけがあふれる空間とした。

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国立国会図書館 関西館
設計
1996.06
計画地
京都府精華町