中京の家House in Nakagyo / 1993.10 / 京都市中京区 / 平井 広行

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中京の家House in Nakagyo / 1993.10 / 京都市中京区 / 平井 広行

「中京の家」は京都市の市街地ほぼ中央、御所南側に広がる商業・住宅地が混在する地域の中、南側・西側の二面が道路に面する南北に細長い敷地に建っている。この住宅は古美術商のための住宅であり、1階が接客のための空間、2階、3階は居住のための空間である。敷地とほぼ同じ大きさの東西間口4.2m,南北奥行13.4mの二層文コンクリート・ボックスの北側3.5m分を中庭とし、そのRC造の上に最上階の鉄骨造の架構が乗る、という構成になっている。接客のための1階の和室へは敷地南西隅から土間を経てアプローチする。居住部分への入り口はそれとは別に中庭に設けられており、この中庭に配置している屋外階段が2階の寝室、3階のダイニング・スペースを結んでいる。
「屋上庭園」という概念を鍵として計画した最上階の空間と、そこから中庭へとつながる屋上のシークエンスがこの住宅の核であり、中庭は上の階では西側に向けて切り開かれ、1階では閉じた静謐な空間、最上階ではテラスへと有機的につながる開放的な屋外空間となるよう計画した。

title
中京の家
竣工
1993.10
所在地
京都市中京区
photo
平井 広行